家族って。

ちょっと日記をおサボリしておりました、ばたばたした先週末。

今日は湿度が低いのか、天気の割には気持ちいい〜。
車でばび〜んとお出掛けしたい。
でもこんな日は夜もすごく気持ちいいのねん。
はにーと手をつないで夜道を歩くと夏を感じる。
車と、歩きは全然違う楽しさなのだ。

★木曜日

私は仕事柄（？）、人より通夜や告別式の手伝いをする機会が多いのですが、
（↑しかも経理なので大抵香典チェック係（笑））
この日も昼過ぎからお通夜の手伝いに行きました。
お母様を亡くした男性職員さんお家で、母一人子一人なんです。
切ないのよー・・・。

亡くなった人の肌は、ぴんと張って、シワがなくなる。
お母様は血色も良く、眉と紅をさしただけなのにとてもいきいきして見え
まるで眠っているようなお顔。
「顔みてやって。綺麗でしょ・・・？」
と頬を撫でる姿はとても愛があふれている。

一緒に棺に入れてあげようって事で服を持ってきてたんだけど、
パジャマからあったかそうな羽織りものまで、全部あつらえ物だそうだ。
市販のものだと重くて、身体が支えられなかったらしい。
軽くて触り心地が良く、曲がってしまった背中に合わせて
後ろの身ごろが長め、前が短めの完全オーダーメイド。
そしてきれいな色、かわいい柄、素敵なデザイン。

出棺の際、最後の釘を打つのは喪主の仕事。
（釘を打つのは途中で魂が抜け出さないようにって事）
でも彼は本気で自分は打ちたくないと言う。
「もう死んじゃって動けないのに可愛そうだよ」

こんな風に息子に思われるなんて、お母さん幸せだったと思うぞー・・・。

↓おまけ